ゲレーダンダム

Barrage de Guerlédan

フランス、ブルターニュにある重力式コンクリートダムです。

ツール・ド・フランス2021の第2ステージのゴール付近にあるゲルレダン(Guerlédan)という街の西にあるダムです。ダム湖はゲルレダン湖(Lac de Guerlédan )で、もちろん人工湖です。(なので、湖底にはいろいろ沈んでいるようです。)

タイトルには「ゲレーダン」とありますが、Wikipediaのページの翻訳での表記を使ってます。GoogleMapでは「ゲルレダン」。

海外の情報をウェブ検索する場合、海外の情報が出ない事が多いです。言語のせいなのかなんなのか。私はDuckDuckGoという検索サイトを使ってます。ここの検索結果のページの左上に検索地域のボタンがあります。デフォルトでは「日本」ですが、これを「全地域」や特定の国を選択すると、言語に関係なくその地域での検索結果が表示されるようです。

一度「全地域」とか選択すると、「日本」に戻しても、検索文字が日本語でないと「検索結果が日本だけ」には戻らないみたいです。これはちょっとうざったいかも。

ツール・ド・フランスの中継を見ていたら、このダムの空撮映像が写りました。上左のような感じで、やけに堤体が細くて華奢に見えました。で、ちょっと興味が湧いて、調べてみたわけです。

上右は建設中の写真でしょうか。ダム堤体の断面です。こうやって見ると、結構頑丈そうに見えます。

GoogleMapで旅行気分、今回はこのダム付近を中心に。

Mairie de Guerlédan」ゲルレダン市庁舎

上左はストビューからです。右はダム近くのバー「Bertho Le Tutour Emilienne」の写真の中にあった写真です。2018年にツールが来た時の市庁舎は山岳賞ジャージのデザインを模したペイントを施していたようです。

今年もこの市庁舎は中継映像に出てました。今年は大きなマイヨ・ジョーヌを2枚、庁舎の左右に飾ったデザインになってました。街を上げてのお祭りなんですね。

今年のゴール付近のストビューには、2018の時のツールの看板も立っていました。

また新しい看板が立つのでしょうね。

La Biscuiterie de Guerlédan」ビスケット工場。ここの写真は、さっきのダム湖近くのバーのページにも、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ (maillot blanc à pois rouges)デザインの市庁舎の写真同様入ってました。あそこにはツールの記念写真が集めてあったようです。今年はさらに増えそうですね。

ビスケット工場の直売所かなと思ったら、ブルターニュの土産物店の様です。ワインや絵本のようなものまで売っているようです。

その中で気になったのが、

上左の書籍。真中は「Contes de la Roche-aux-fees」。amazonでもフランス語版ですが売ってました。ブルターニュといえば森と妖精。その右の書籍「Merlin l’Enchanteur(魔術師マーリン)」。アーサー王伝説とブルターニュ。よく知りませんが、関係あるのでしょう。

上右写真の丸い何か。クレープ生地らしいです。「Creperie de Guerledan」ゲルレダンのクレープ(屋)。

この近くのレストランの料理(の写真)にもクレープらしいものがあったので、少し気になってました。調べてみると、公式サイトが存在し、それによると「2002年9月にMûr-de-Bretagne(ムール・ド・ブルターニュ)で作られた」ものらしいです。つまりこの場所で。

このクレープを使っているであろうレストランの料理の写真を最後に紹介します。

左は、高級レストランと表示されていた「Auberge Grand’Maison」から。

中と右は、お手頃とあったレストラン「Les Blés d’Or」からです。右の生地がビスケット工場の生地に似ていたので気になってました。