ツール・ド・スイス2021、第5ステージ序盤の峠「Col du Pillon」。ピヨン峠。
レマン湖(ジュネーヴが西端にある)の東側に第5ステージのコースがあります。その山岳ポイントに設定されている峠です。
ピヨン峠からロープウェイを乗り継ぐと、こんな所がありました。
「Peak Walk」、なんかとんでもない所です。
この付近は壮大なスキー場です。
こんな山の上にあるホテル「Cabane des Diablerets (ディアブレルの小屋)」、山小屋です。
「Peak Walk」 も見えてます。コル・デュ・ピヨン(ピヨン峠)からロープウェイで1本目の山頂駅の近くです。
HPによれば、一般18歳以上は宿泊37CHF、デイユース43CHF、全日は合計の80CHFです。
5歳以下、6-12歳、12-17歳、18歳以上と細かい値段設定がありました。メンバーになり、団体のリーダーとして引率してくると、リーダーは安くなるとか、ガイド向けプランでしょうか、アルプスらしい設定もあるようです。
食事のプランというか写真が少ないので、 「Peak Walk」 の近くの「Botta 3000(ビッフェ)」から
ディアブルレのチーズフォンデュ。ディアブルレ(この地域の名前)がチーズにかかるのかフォンデュにかかるのかはわかりませんが、写真を見ると「じゃがいも添え」のようで、メニューでは28CHF(スイスフラン)です。
右の皿は翻訳では「スズキの切り身ムニエル(Filets de perche meuniere)」38CHF。「Servi avec une sauce tartare et frites Rosti(タルタルソースとロスティフライを添えて)」とあるから、別にソースとロスティフライが付くようです。
Rosti(ロスティとかレシュティ)の文字がメニューの所々に見られます。スイスの国民食とも言える、 茹でたりすりおろしたじゃがいもを焼いた料理だそうです。
左は生ハムなどがロスティにのっている料理だと想います。メニューだと「Rosti des Alpes(Fromage a raclette,jambon cru,viande sechee et Rosti)」29CHFかな。
お好み焼きみたいに下にあるのがロスティで、その上のスライスチーズのようなのがラクレットチーズかな。 jambon cru は生ハム、 viande sechee は乾燥肉(のスライス)。アルプスロスティという料理名。乾燥肉とはいえ、日本では生ハムだよね。
右のハンバーガーは「Raclette-burger du Botta,pommes Rosti(Steak hache frais,bacon,fromage a raclette et oignons confits)」
Bottaは店名。ハッシュしたステーキってハンバーガーのパテの事でしょう。ベーコンとラクレットチーズ、玉ねぎのコンフィ。コンフィって甘いのかな。 pommes Rosti は「ロスティりんご」と翻訳されたけど、実際はロスティのスティック状のもの、写真の井桁に積んであるスティック状のロスティ(ハッシュドポテトみたいなの)の事でした。
fromage a raclette という表現が気になって調べると、ラクレットはチーズ( fromage )の種類を指す場合と、チーズを柔らかくして提供する料理名や料理法の名前でもあるようです。
アルプス(スイス側、フランス側共)で作られる柔らかいチーズをラクレットと呼びます。また、スイスの料理名のラクレットは、溶かしたチーズを皿に丸や四角形に載せ、ピクルスなどを添えた物だそうです。ロスティのチーズ版みたいなものでしょうか。
こんなのでしょうか。右はちょっと違うかな。
ハイジのアニメの影響で、スイスといえば黒パンと溶けたチーズ、というのは偏見?
Fondue & Raclette (English Edition)