アマチュア無線局の変更_リグ

アマチュア無線はパケット通信時代まではアクティブだったけれど、その後は携帯の普及で下火になり、最近は5年おきの再免許申請は行うものの、交信はほとんどしていなかった。

さらに、スプリアス基準の変更があり、現行の無線機は使えなくなってしまった。

コロナの影響で、経過措置が継続しているので、いますぐ設備が使えなくなるわけではないのだが、どうしようかと考えていた。

そんなおり、FT-8というデジタルモードを知った。一部ではやっているようだ。

そこで、FT-8の運用が出来るアマチュア無線局として変更する事にした。変更は、まず免許関係。こちらについては別ページにまとめてある。

変更する設備について

現行のリグはスプリアス基準の変更で、このままでは使えない。かといって、保証認定を取り直して使いたいわけでもない。

そこで、リグはオールバンド・オールモード機を新調する事にした。これを第1送信機として取替とする。

第2送信機は手持ちのハンディ機に取替とする。

第3以降の送信機、およびパケット装置やブースターは全て撤去とする。

運用はFT-8を含める。というか、当面はこれが目的。

この方針で変更を進める事にした。


第2送信機として考えていたのは、手持ちのVX-7というハンディ機。

ネットで調べると、新スプリアス規格に対応しているらしい。もちろん、技適機種だ。

ところが、変更申請では不備となってしまった。どうも保証認定が必要らしい。

なので、今回は見送る事にした。なので、第1送信機以外は全て撤去する事にした。


第1送信機はHFからUHFまでのオールモード機として、IC-705を選択した。FT-8の運用モードがプリセットされていて、PCとはUSBで接続するだけで運用可能。パケットの時のようにケーブルを自作しなくて済みそうなのと値段でこれに決めた。

出力についてだが、不勉強だったので、今はどうなっているのかわからなかった。

昔は10Wを超える空中線電力の無線機の場合は、電波障害の有無の確認とかの書類が必要だったように記憶していた。なので、今は200Wまでは特にそういう書類は必要ないし、予備免許や落成検査もいらないという事は知らなかった。

1アマなので、100W の技適機種でも良かったのだが、移動局としたかったので、10WのIC-705でよしとした。

PCはモニターの右、側面が写っている。PCラックの上段に電源とリグ。


アンテナについて。昔のように屋根に登ってアンテナ設置とかはもう無理。

オールバンドのいいアンテナは無いかと探して見つけたのは、コメットのUHV-9というアンテナ。単一型の9バンド対応。このアンテナをマグネット基台で、玄関ポーチの屋根の上の鉄板にセットしようと考えた。

さらに、アンテナチューナーAH-705を購入。

外部電源としてダイヤモンドのGSS500、リグとチューナーの外付け電源として利用。

この電源はスイッチングではないので、ノイズ対策に有利と考えた。

PCは現用しているi7デスクトップ。win11の為に最近自作したマシンだ。原神可能なスペックだけど、ゲーム中によく落ちる。iPhoneSEより劣るようだ。

他に延長ケーブルとか小物などふくめて、全てAmazonで用意した。出来てしまった。

Amazon購入リスト

リグ IC-705

アンテナチューナー AH-705

マグネット基台 ケーブル5m Mコネ。

外部電源 GSS500

9バンドアンテナ UHV-9

OPC-2475 アイコム IC-705用 両端BNC-P付きケーブル 5m 純正ケーブルを奮発。

HD-ATU5M IC-705とAH-705の接続ケーブル 5m (OPC-2474互換) 問題なく使える。

DC延長ケーブル 長さ5m 標準DC 5.5×2.1mm AH-705側のコネクタは合わない。

DC電源ケーブル 5.5×2.5mm 長さ25cm IC-705用として。

変換DCプラグ (メスφ5.5/2.1mm) → (オスφ4.0/1.7mm) AH-705側変換。

IC-705とAH-705の間は5m。AH-705付属のケーブルは2mだったので別途購入。

脚立で手の届く所に設置。鉄板が敷いてあるので、マグネット基台使用。

ワッチ中。同じ時刻に14局デコードされている。

まだ仮置き、調整中。アンテナ調整以外の電波はまだ出していない。

次はアプリ関連について。